virtualenvwrapper は Bourne シェル互換の構文で定義されたシェル 関数 のセットです。それは bash, ksh と zsh でテストされています。その他のシェルでも動作するかもしれませんが、ここに記載されていないシェルで動作することを発見したら私に教えてください。もしあなたがその他のシェルで動作させるために virtualenvwrapper を完全に書き直すことなく修正できるなら、bitbucket のプロジェクトページを通じて pull リクエストを送ってください。あなたが非互換なシェル上で動作させるクローンを作成するなら、このページでリンクを張るので私に連絡してください。
virtualenvwrapper は Python 2.4 - 2.7 でテストされています。
virtualenvwrapper は pip でインストールすべきです。
$ pip install virtualenvwrapper
virtualenv と同様にグローバルな Python site-packages にインストールしたくなるでしょう。そうするには管理者権限が必要になるかもしれません。
グローバルな site-packages にインストールに対する代替案は、ユーザのローカルディレクトリ (普通は ~/.local) に追加することです。
$ pip install --install-option="--user" virtualenvwrapper
変数 WORKON_HOME は 仮想環境の作成場所を virtualenvwrapper に伝えます。デフォルトは $HOME/.virtualenvs です。このディレクトリは virtualenvwrapper のコマンドを使用する前に作成しなければなりません。
シェルの起動ファイル(.bashrc, .profile 等)に、仮想環境が構築される場所と virtualenvwrapper がインストールしたシェルスクリプトの場所の2行追加してください。
export WORKON_HOME=$HOME/.virtualenvs
source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh
編集後に起動ファイルを再読み込みしてください(例えば source ~/.bashrc を実行する)。
起動ファイルの読み込み時に virtualenvwrapper.sh は最初に $PATH 上の python を見つけて、後で使うために覚えておきます。これは virtualenvwrapper がインストールされていない仮想環境内部でインタープリタを有効にして $PATH 変更による競合が起こらないようにします。この動作の理由は virtualenvwrapper.sh を source する 前に セットされた $PATH が重要だからです。
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh
$PATH 探索を上書きするには、使用するインタープリタのフルパスを(virtualenvwrapper.sh を source する 前に )変数 VIRTUALENVWRAPPER_PYTHON にセットしてください。
export VIRTUALENVWRAPPER_PYTHON=/usr/local/bin/python
source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh
virtualenvwrapper は $TMPDIR に一時ファイルを作成します。その環境変数がセットされていない場合は /tmp を使用します。virtualenvwrapper 向けだけの一時ファイルの作成場所を変更するには VIRTUALENVWRAPPER_TMPDIR をセットしてください。
ラッパー関数を含むシェルスクリプトは 2.x バージョンで bash 以外のシェルをサポートするためにその名前が変更されました。あなたの起動ファイルの source /usr/local/bin/virtualenvwrapper_bashrc を source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh へ変更してください。