トレーシング¶
OpenAI Agents SDK のトレーシング機能¶
OpenAI Agents SDK はデフォルトで OpenAI のトレーシングサービスを利用し、実行中のスパン情報を自動的に収集・記録します。
- プロバイダーに関わらず、内部では OpenAI の Trace API を使用します。
- OPENAI_API_KEY
の設定が必要です。
本ライブラリでのアプローチ¶
- デフォルトでコンソール向けの
ConsoleTracingProcessor
を提供します。 - 有効化:
enable_console_tracing()
を呼び出すと、コンソールにカラー付きでスパン情報を表示します。 - トレーシングをカスタマイズしたい場合は、サードパーティーが提供する独自の Processor を使用してください。
- トレーシングを停止したい場合は、
disable_tracing()
を呼び出して全てのトレーシング機能を無効化します。
以上の仕組みにより、デバッグ時やローカル開発環境でも手軽にトレーシング情報を確認でき、必要に応じてサービス連携やログ出力先を切り替えられます。